自分の言葉でまとめることの重要性を昨日書いたので、さっそく実践。
光学異性体と偏光について書いてみます。
「偏光」という言葉がテキストに出てきました。
なんか聞いたことあるな・・・
と思ったら、偏光サングラスが講座ビデオで紹介されました。
そういえばわたしも使っている!
使うのは主に運転時ですが、かけると日光のまぶしさが軽減されるのはもちろん、山などの輪郭や色合いがとてもくっきり鮮やかに見えるようになります。
光は通常、様々な方向に振動していて(無偏光:反射光もその一部)それがまぶしさの原因となっています。
見る対象物からのまっすぐな光だけを取り出して、乱反射しているほかの光を遮断するために、偏光レンズを通します。偏光レンズには直線的な光(偏光)だけが通る細長いスリットが入っているため、眩しさを抑えて対象物がはっきり見える、という仕組みだそうです。
そしてこの偏光を分子(旋光性のある物質)に通過させると、光の波が回転して通り抜けます。これに合わせて偏光面の回転方向が変わります。この偏光面を回転させる方向が異なる分子同士の関係を、光学異性体と呼びます。
・・・こんな感じでしょうか。 ぼんやりとイメージはできても、説明するって本当に難しい。(毎日同じこと言ってる)
でも化学って本来身近なもののはず。日常で使っているものにも応用されていることをなるべく意識して、普段の生活に関連付けて考えるようにしていけたらと思います。
光学異性体の代表例として乳酸が挙げられていましたが、これも身近な物質ですね。
↓光学異性体(例;乳酸)真ん中の黒が不斉炭素原子