出張中、久しぶりにお酒を飲みました。
勉強を始めるまでは、毎晩のビール一杯が至福の時間でした。
今は我慢しているわけではないのですが、自然と飲まなくなりました。
夜はたいして勉強しないので飲んでも良いのですが、ただでさえ不足しがちな睡眠、せめて質をよくしたいので。
ちょうど「岡野の化学」のアルコールの単元を勉強中だったので、テーブルの生中ジョッキを眺めながら、「この泡は、糖質に酵母が働きかけた結果だな」などと考えていました。
ん?糖質に酵母が作用してアルコールができる。なら、糖質ゼロのビールってどうやって作っているんだろう。
お腹周りが気になる年頃なので、わたしも糖質ゼロビールをストックしているのですが…
調べてみると、やはり糖類はアルコールの製造段階では使われているんですね。
でも発酵工程で炭酸ガスとアルコールに分解されるので、出来上がったお酒には糖質はほぼ含まれていないということになるらしいです。
勉強を進める中で、お酒が体の中でどのように分解されるのかも確認できました。
お酒の造られ方、体内での働き、とても身近なことなのに、どういう仕組みなのか今まで考えようともしてこなかったな…経験を学びに結びつけられるのが、大人の勉強の醍醐味なのに。
例えばアルコールの酸化にしても、反応式の暗記は高校生に負けるかもしれない。でもお酒のおいしさや楽しさ、そして二日酔いの絶望的なつらさ、これらは高校生諸君には分かるまい。(威張る話ではない)
ということで、もう二度となりたくないですが、万が一また二日酔いになったら、体の中を大量に駆け巡っているであろうアセトアルデヒドに思いを馳せてみよう。たぶんそれどころじゃないと思うけど…((+_+))
アルコールの単元をXmind-Proでまとめてみました。